恩師の死を乗り越えてカボチャの収穫に行く!!

高校の同級生が農業をはじめたというので、来月体験させてもらう約束をした。そういえば高校の同窓会誌が届いてたけど開けてなかったなと思いだし、汚部屋の床から発掘して読んでみたら、お世話になった先生の訃報が載っていて大変ショックを受けた。

 

お世話になったと思ってるのは私の一方的な片想いだ。陰キャだった私は授業外で先生と喋ったのは一度だけしかない。先生は私のことなんて覚えて無いと思う。

なぜか社会なのに小論文の宿題が出て、提出した次の授業の後に声をかけられた。「あの小論文読んだけど、面白かったよ」って言われて、小論文が苦手だった私は「いや、上手く書けなくて…」ってもごもごしたら「言いたいことはよく伝わったよ、自信を持ちなさい」って言われたのだ。

私の考えが「面白い」って言われたのがすごく嬉しかったし、もっと文章力をつけて自分の気持ちを伝えられるように頑張らなきゃって思った。

その結果、ハガキ職人になったけれど才能に限界を感じて、大学卒業後は普通に就職。就職先で文章力を見出されて、日本企業で経営会議資料やIR資料を作る仕事をしているけど、もうすぐAIに仕事とられそう。そんなとき、高校の同級生から「一緒に農業やらない?」との誘いが。

人生何があるか分からない。

 

人はいつか死ぬのは仕方ないって頭では分かってるけど、やっぱり私の人生を変えてくれた恩師がいなくなったのはつらい。でもここを乗り越えて、恩師の教えを繋いでいかなきゃいけない、非力だけど。今日だけは少し泣いた。明日からまた頑張ります。

 

なお私の1学年上におバカ著名人がいて学校の評判が悪化、さらに少子化もあり入学者が激減してるらしく、同窓会誌に「お子様、お孫様の入学をお待ちしております」って書いてあってちょっと面白かった。

恩師だったらこれ見てなんて言うのかな。いつもみたいに豪快に笑うんだろうな。