主治医に心配されて好きになりそうになった

※注意

自ら人生を終わらせようとして実行しなかった話が含まれます。今の私は元気です。

 

体調が良くならないので、エビリファイという薬に変更になった。なんだか「エブリバディがファイトできる薬」みたいな響きだから期待していたのに、私にはまったく合わなくて、希死念慮が史上最大に高まってしまった。

「今すぐ飛び降りなくてはならない」って気持ちで頭がいっぱいになって、「だめだだめだ」と気持ちを描き消そうとしても上手くできなくて、でも体が重すぎて動けなくて、頓服を飲んで寝ようとしてもいつもなら来るはずの眠気が来なくて、ベッドで何時間も耐えていた。

半日経ったら少し動けるようになって、憂鬱感はなくならないものの希死念慮も少し収まって来て、診察に行ってありのままを話した。

そしたら主治医に「どんどん頓服を飲んでいいから飛び降りないで」って言われて、きゅんときてしまった。

「4なないで」「ちゃんと生きてる?」みたいな表面的な言葉はよく言われるんだけど、具体的に「飛び降りないで」と言われたのがはじめてで、「この人はちゃんと私のこと見てくれてるんだな」って心に刺さった。嬉しかった。

まあそれが精神科医の仕事なんですけどね。

3割負担でホストクラブみたいに気分が上がるなんてお得だな。ありがとう国民皆保険

 

そして飛び降りを防ぐためなら「どんどん頓服を飲んで」つまりオーバードーズしても良いのか、と驚いた。本当は医師がOD指示はダメなのだろうけど、別にODしても4なない弱さのお薬だし命のが大事だし。

 

いまは仕事もお休みでストレスもなく、やりたいことだけをやって、貯金もそれなりにあるのに、なんでこんなにダメなんだろうね、それが病気なんだろうねきっと。

新しい薬が上手く効くといいな。